民法と民事手続法の交錯領域について勉強する。共通の教材は、法令集と指定の教科書とWeb上の各種の資料である。Web上の資料の中には、最高裁判例や衆参両議院の法務委員会の議事録も含まれる。
(1) 教科書に記載されている事例を読んで、その要点を図で再現できること。
(2) 教科書で説明されている法的ルールの要点を頭に入れて、口頭で再現できること。
第1回 から第8回までは、内田貴教授の教科書を用いる。次のテーマが取り上げられる。
第9回以降は、『民事訴訟法判連百選』を用い、1回に2件の判例を取り上げる。第5事件以降を順番に取り上げる。文章表現力を高めるために、時々簡単な小テストを行う。
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。出席状況、口頭での発表状況を重視する。小テストの比重は20%程度とする。
成績評価の基準
法令集を必ず持参すること。有斐閣の法令集(ポケット六法)又は三省堂の法令集(デイリー六法)を推薦する。
なお、授業に欠席する場合には、その理由を示してメイルで、事前又は事後に報告すること。欠席理由についての証明書等は、一切必要ない。