講義要項(2007年度)
大学院
関西大学法学部教授 栗田 隆
前 期 課 程
民事訴訟法特論研究−1[春学期]
学部で民法と民事訴訟法・民事執行法の基礎を学んだ人を対象に、不動産関係訴訟について最近の判例および法改正を中心にして、資料を読む形で講義します。
講義計画
- 不動産関係訴訟における当事者恒定のための仮処分
- 不動産登記に関する最近の判例
- 不動産関係訴訟における要件事実論
- その他
民事訴訟法特論研究−2[秋学期]
学部で民法と民事訴訟法・民事執行法の基礎を学んだ人を対象に、債権の流動化と回収について最近の判例および法改正を中心にして、資料を読む形で講義します。
講義計画
- 債権譲渡に関する最近の判例
- 債権譲渡特例法の改正
- 債権譲渡担保と破産法改正
- SPC
- その他
民事訴訟法学研究(2)講義−1[春学期]
学部で民事訴訟法の基礎を学んだ人を対象に、最近の論文を読む形で講義します。
講義計画
- 証言拒絶権
- 文書提出命令
- 証拠保全
- 知的財産関係訴訟
- その他
民事訴訟法学研究(2)講義−2[秋学期]
民事訴訟法学研究(2)演習−1[通年]
参加者の修士論文のテーマについて判例・学説・立法資料を取り上げます。テーマが決まるまでは、民事手続法に関する最近の判例を読みます。
民事訴訟法学研究(2)演習−2[通年]
参加者の修士論文のテーマについて判例・学説・立法資料を取り上げます。
後 期 課 程
民事訴訟法学特殊研究(2)講義−1[春学期]
倒産法について講義します。倒産法は、実体法と手続法との重要な交錯領域であり、受講生の皆さんがこの双方について一通りの知識を有していることを前提にして、最近の判例を中心にして、幾つかの問題を重点的に取り上げます。
民事訴訟法学特殊研究(2)講義−2[秋学期]
執行法について講義します。執行法も、実体法(特に担保法)と手続法との重要な交錯領域であり、受講生の皆さんがこの双方について一通りの知識を有していることを前提にして、最近の判例を中心にして、幾つかの問題を重点的に取り上げます。
民事訴訟法学特殊研究(2)演習−1・2・3[各通年]
各演習とも、参加者の研究テーマについて判例・学説・立法資料・外国法を取り上げます。
[シラバス目次|栗田隆のホーム]
Contact: <kurita@kansai-u.ac.jp>
Last Updated: 2007年2月11日