講義要項(2003年度)
大学院
関西大学法学部教授 栗田 隆
民事訴訟法特論研究(1)[講義・前期課程・春学期]
学部の講義で民事訴訟法をひととおり学んだ方を対象に、一定のテーマについて、判例研究と小テストを行うことにより、民事訴訟法についての知識を広げ理解を深めていきます。判例は、「小さな判例集」(http://marron.law.kansai-u.ac.jp/data/caseindex/home.html)に掲載されているものを取り上げます。特論(1)では、訴え及び審理を主たる対象とします。4月・5月は、「時効とその中断」、「債権者代位」を取り上げます。
民事訴訟法特論研究(2)[講義・前期課程・秋学期]
学部の講義で民事訴訟法をひととおり学んだ方を対象に、一定のテーマについて、判例研究と小テストを行うことにより、民事訴訟法についての知識を広げ理解を深めていきます。判例は、「小さな判例集」(http://marron.law.kansai-u.ac.jp/data/caseindex/home.html)に掲載されているものを取り上げます。特論(2)では、判決、複雑訴訟および上訴を主たる対象とします。
民事訴訟法学研究(2)[講義・前期課程・通年]
学部で民法と民事訴訟法の基礎を学んだ人を対象に、民法と民事手続法の交錯領域について講義します。時効、共有、相殺、債権譲渡、債権者代位といった問題を訴訟法の観点から検討します。また、受講生から希望があれば、短期賃貸借や法定地上権、留置権に基づく競売といった担保法の諸問題を民事執行法の観点から取り上げます。
民事訴訟法学研究(2)−1[演習・前期課程・通年]
学部で民法と民事訴訟法・民事執行法の双方の基礎を学んだ人を対象に、民法と民事手続法の交錯領域について判例研究をします。
民事訴訟法学特殊研究(2)[講義・後期課程・通年]
倒産法について講義します。倒産法は、実体法と手続法との重要な交錯領域であり、受講生の皆さんがこの双方について一通りの知識を有していることを前提にして、最近の判例を中心にして、幾つかの問題を重点的に取り上げます。
民事訴訟法学特殊研究(2)[演習・後期課程・通年]
倒産法について判例研究を行います。倒産法は、実体法と手続法との重要な交錯領域であり、受講生の皆さんがこの双方について一通りの知識を有していることを前提にして、最近の判例を中心にして、幾つかの問題を重点的に取り上げます。
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Contact: <kurita@kansai-u.ac.jp>
Last Updated: 2002年 12月 22日