講義要項(1997年度1部)
破産法
関西大学法学部教授 栗田 隆

科目内容・講義概要

債務者が支払い不能ないし債務超過の状態にある場合には、包括的な執行ないし財産の清算手続として、破産手続が開始されます。破産手続を規律する法が破産法です。破産法の基本的事項を講義します。板書と口頭での説明を中心にして講義していきます。教室で資料を配布することはしません。但し、「破産法学習ノート」を掲載したWebページを開きますので、必要な人は、インターネットを通じてアクセスしてください。このページには、http://www.hk.kansai-u.ac.jp/kurita/ からたどってください。変更の場合には、教室でお知らせします。

講義計画

以下の通りですが、各回の予定した分の説明が全部できなかった場合でも、説明できなかった部分については教科書等で自習していただくことにして、次に進むことにします。

  1. 破産制度の概要、破産手続の当事者、破産手続の実質的要件
  2. 破産裁判所、破産申立
  3. 破産申立についての審理と裁判、破産決定の効果
  4. 破産管財人、債権者集会、監査委員
  5. 破産財団
  6. 破産財団の管理と換価、保全処分
  7. 財団債権
  8. 法律行為に関する破産の効力1
  9. 法律行為に関する破産の効力2
  10. 否認権1
  11. 否認権2
  12. 取戻権
  13. 別除権
  14. 相殺
  15. 破産債権1
  16. 破産債権2
  17. 破産債権の届け出と確定
  18. 破産配当、破産手続の終了
  19. 免責制度、復権
  20. 消費者破産、小破産、相続と破産
  21. 強制和議
  22. 倒産手続の概観
  23. これ以降は、まとめと練習問題の対話を行います。

成績評価

学年末試験の成績をもって評価します。学年末試験は、簡単な選択式・語句記入式の問題10題と論述式の問題2題を出します。選択式・語句記入式の問題は、Webに掲載した教材の中から出します。この問題で正解が5割未満の答案は、そのことのみによって不合格とし、5割以上の正解の答案についてのみ、論述式の答案を採点します。

参考書

教科書は特に指定しません。次の図書あるいは授業中に指示するその他の若干の概説書等により、予習・復習をしてください。

カッコ内は、関西大学総合図書館開架室開架室の請求記号です。


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Last Updated: 1997年 11月 9日