関西大学法学部教授 栗田 隆
下記の業績は、特別の記載のある少数のものを除き、すべて単独著作です。
そろそろ区切りの時期だろう。
平成12年に『関西大学法学研究所研究叢書第20冊・知的財産の法的保護II』が刊行された時には、ほとんど燃え尽きていた。平成13年に、残り火がわずかに燃えたが、ジュリスト1223号に書いた論説では、文献を引用することさえできないほどに力尽きていた。平成14年から20年にかけては、2年に1つの論文。止った心臓が、かろうじて脈打っていたようだ。
灰燼の中から立ち上がることができるかどうか、それが問題だ。
2010年5月3日−5月20日