3.将来の展望

今考えていることを2点。

3.1.大学教育の分解

これまでは、大学生の勉学の成果の格付けとして、大学の卒業証書が重要な役割を果たしてきた。その格付けがTOECや法学検定試験などのような格付け試験にかなり蚕食されており、大学教育がその予備校になる可能性がある。これが進行すれば、大学教育は、各科目教育に分化していく可能性がある。

3.2.改正経過を取り込んだ法令データベース

最近は法令の改正が激しい。古い判例も教材として重要であるが、その当時の法状態を再現する手段をネット上で提供する必要がある。その機能を有した法令データベースを開発すべきであろう。