そして、次のファイルをダブルクリックする。
すると、次のような表が現れる。
第1行目に各列の内容を示す名前(項目名)が入っているので、回答数は、
117−1=116
あったことになる。もう少しスクロールさせると、質問1についての単純集計表がある。
この式は、
A1からM117までのセル内にあるデータベースについて、
B123からB124にある条件式に合致するレコード(アンケート回答)
の数を数え上げる式である。
条件式は、次のようになっている。
上記の数え上げのための式は、A1からM117までにあるレコード(回答)の内で、質問1の値が「1」であるレコードの数を数え上げることになる。言い替えれば、条件式の中の項目名(質問1)と一致する項目名がデータベースの最初の行の中にあり、それがB列の中にあるので、コンピュータは、B2からB117の中に「1」が幾つあるかを調べるのである。
計算式の中で、$A$1:$M$117 と B123:B124 との間に、2つのコンマがあるが、これはコンマとコンマとの間に入るべきものが省略されているからである。省略されたものがなにであるかは、ここでの集計には関係ないので、説明しない。
同様にC122のセルをクリックして選択すると、その内容がメニューバーの下に次のように表示される。
これは、A1 から M117 のセルの間にあるレコード(アンケートの回答)のうちで、C123 から C124 のセルに記された条件式に合致するレコードの数を求める式である。C123 から C124 のセルの中には、<「質問1」の回答が「2」>という条件式が書かれているので、男性の数を数えることになる。
マウスボタンを押したまま右にドラッグしてM列までを選択する。B列からM列に選択状態を示す色が付いていることを確認する。このB列からM列について、セルの幅を次のようにして小さくする。
「書式」メニューから「セルの幅...」を選択する。
次のダイアログボックスが出てきたら、
キーボードの右端の数字キーを使って、「6」をタイプすると、選択状態にあった「10」が「6」に置き換えられる。
そのまま「OK」ボタンをクリックする。
条件式は、129行から130行にタイプしよう。
B129のセルに、「質問2」とタイプする。数字の「2」は、必ず半角の数字にすること(キーボードの右端の数字キーを使うと確実である)。次に、B129のセルからF129までのセルを選択し、「編集」メニューから「右方向コピー」を選択する。
すると、次のようになる。
B130から右に順に1,2,3,4,5とタイプして、次のようにする。必ず、半角の数字にすること。数字の前にスペースをタイプしないこと(タイプしなくても、自動的に右寄せになる)。
メニューバーの右端にある●をクリックして、◆に変える。これで、1バイト文字で数式を記入することができるようになる。
B127のセルを選択して、次の式をタイプする。
式を入力してリターキーあるいはタブキーを押すと、B127のセルに「39」という数字が現れる。
次にB127からF127までのセルを選択して、「編集」メニューから「右方向コピー」を選択する。すると、次のようになる。
そして、G127のセルに次の式をタイプする。
リターンキー押すと、G127のセルに「116」という数字が現れる。
そして、リターンキー押すと、B128のセルに「0.3362」という数字が現れる。このままでは見にくいので、B128のセルが選択されていること確認の上、書式メニューから「数字...」メニューを選択する。
次のダイアログボックスが現れたら、下方向にスクロールさせ、
「0%」を選択して、「OK」ボタンをクリックする。
すると、B128のセルに「34%」という数字が現れる。
次にB126からG126を選択して、「編集」メニューから「右方向コピー」を選択すると、次のようになる。
すると、次の棒グラフが現れる。
このグラフを例えば、円グラフにするには、「様式」メニューから「円グラフ」を選択する。
すると、次のようなダイアログボックスが出てくるので、そのうちから、適当なものを選択する。
例えば、5番を選択すると、次のようになる。
6番を選択すると、次のようになる。
「グラフ」メニューから「凡例追加」を選択すると、
次のようになる。
数字が重なっているので、右下のサイズボックスを引っ張って、グラフを大きくしておこう。
こうしてできた表やグラフを、適宜、マックライトの文書に張り付けて、気付いたことをメモしておく。
128行にある他のセルについても同様にする。こうしておけば、この表を他の場所にコピーしても、自動的にセル指定が調整されて、作業が簡単になる。
次に、A126からG130のセルを選択して、
「編集」メニューから、「コピー」を選択する。 そして、A149のセルを選択する。 「編集」メニューから「ペースト」を選択する。すると、先ほどと同じ表が現れる。同じでない場合には、絶対指定と相対指定に誤りがないかを確認する。
次に、これを質問3用の集計表にするために、A149を選択して、その内容を「質問3の回答」にする(いままでの内容の内、2を3に変える)。同様に、B152を選択して、その内容を「質問3」にする。そして、B152からF152を選択して、
「編集」メニューから「右方向コピー」を選択して、その内容が、「質問3」になるようにする。すると、次のような表ができる。
質問3は、回答の選択肢が1から4までであるので、選択肢5の回答の数は当然ゼロである。余分なものは削るのがよいから、F149からF153を選択して、「編集」メニューから「削除」を選択する。
次のようなダイアログボックスが出てきたら、「OK」ボタンをクリックする。
女性 | 男性 | |
1. 主として結婚相手にしてもらいたい | 0 | 38 |
2. 平等に分担したい | 25 | 29 |
3. 主として自分がしたい | 7 | 3 |
4. その他 | 3 | 11 |